マネージャーブログ
Sep 26, 2008
八ヶ岳南麓のSlowSmallな生活(...
前回のレポートからあっという間に3か月近く経過してしまいました。決して紹介する事柄がなかったわけでなく、あまりにもたくさんありすぎる一方、このプログに書く余裕(時間的、心の余裕)がなかったのです。その第1は2地域居住による「SlowSmallな生活」は忙しいということです。2地域居住は行政をはじめ多くの有識者が推薦していますが、現実に実践すると実にあわただしいものです。それぞれの置かれた環境にもよりますが、現役に近い仕事をしていると片道2時間弱とはいえ、毎週末となるとさまざまな制約が出てきます。やはり、2地域居住は定住のためのプロローグとして位置付けた方が良いようです。ちなみに私は定住を促進するために60年住んだ東京から山梨県北杜市に住民票を移しました。
第2は、実は「SlowSmallな生活」そのものが忙しいということです。ただ、その忙しさがたまらなく楽しいのです。例えば敷地内に歩道をつくるとき、業者に依頼すればFastに、かつ、「美しく」できますが「SlowSmallな生活」では基本的に自分で行います。写真は途中のものですが庭に作っている歩道です。これらの石は田圃の中から出てきた石や近くの川から拾ってきたもの(大きな声では言えませんが)です。多くの時間を要していますが、石を探して組み合わせて土に埋める作業は楽しく、出来上がりは本当に美しく見えます(自画自賛)。
また、野菜はBigな市場でなくSmallな市場で調達することを目指しています。その究極は自家生産、自家消費と考え、多種少量の野菜を植えています。無農薬のため1/3は虫に食べてもらっていますが、それでも過剰生産になり東京のご近所に差し上げて喜んでいただいています。専業農家でもないのに「お宅の野菜おいしいね」といわれると何とも嬉しいものです。そのためには栽培に当たっては妻に対する数倍の愛情を注がねばなりません。
「SlowSmallな生活」は大忙しで楽しいですね!
(民)
Sep 24, 2008
ソフト・エネルギー・パス
少し前の話になってしまうが、7月10日にシステム技術研究所所長の槌屋治紀氏の話を循環型社会研究会の「循環ワーカー養成講座」で伺った。
エイモリー・B・ロビンス著『ソフト・エネルギー・パス』(1979年、時事通信社)の翻訳者である槌屋氏が示す「2050年エネルギーシナリオ」では、2040年頃には原子力がなくなっている。聴講者の質問に応じて答えたその理由も明快である。
第一に、原子力発電の燃料であるウランが枯渇性の資源であること。第二に、核拡散につながること。第三に、放射性廃棄物の処理・処分が困難であること。そして第四に、とりかえしのつかない破局的事故の危険がつきまとうこと。
ロビンス夫妻は『ブリトルパワー 現代社会の脆弱性とエネルギー』(1987年、時事通信社)で、大規模に集中化したエネルギーシステムの脆弱性を多面的に指摘しているが、原子力発電と大規模電力系統システムは、その象徴でもある。石油やガスでも、タンカーやパイプラインでの爆発や事故、テロ行為などを考えると、現代社会は、まさにブリトル(brritle:もろい、壊れやすい、砕けやすい、移ろいやすい、傷つきやすい)なシステムの上に築かれた砂上の楼閣であることに気づかざるを得ない。
槌屋氏は、『ソフト・エネルギー・パス』の翻訳を出版した翌年に、『エネルギー耕作型文明 エネルギー自立のシナリオ』(1980年、東洋経済新報社)を著している。そこでは、集中型のエネルギー供給の体制が国民一人一人を完全にエネルギー消費者にしてしまったことが、エネルギーの利用目的と質との適合性への無関心を生んだと指摘し、これからのエネルギー政策に必要な6つの基本的条件を指摘している。
(1)必要なエネルギー量そのものを減少させること
(2)環境の破壊を最小限にするようなエネルギー供給システムを選択すること
(3)永続性のあるエネルギー供給システムを建設すること
(4)エネルギーの利用目的に適合した質のエネルギー源を使うこと
(5)小さな地域単位でエネルギーの自給を重視すべきこと
(6)エネルギーの生産に人々が参加できること
不安定で資源の偏在する化石燃料や核燃料に頼るエネルギー狩猟型文明から、安定的で地域において入手可能な太陽光や風力、バイオマス、水力、波力から農業に似た方法でエネルギーを得る耕作型文明への転換である。
ロビンスの「ソフト・エネルギー・パス」や槌屋氏の「エネルギー耕作型文明」の提案からすでに四半世紀が過ぎた。「2050年までに、効率の向上によりエネルギー需要を半減させ、その半分を再生可能エネルギーで供給すればCO2の排出量は4分の1になる」という槌屋氏の「2050年エネルギーシナリオ」は十分な実現可能性をもっていると思う。そうでなければ、日本における本当の意味での安心・安全な暮らしは実現しない。
Sep 14, 2008
夏の思い出―ゲリラ豪雨と福田総...
いつのまにか9月も半ばになってしまいました。
「ゲリラ豪雨」などという新語も飛び出すほど、局地的な突然の激しい雨での洪水被害が多発した夏でした。コンクリートとアスファルトで固められた都市の地面や河川、下水道。通常であれば地下に徐々に浸透して地下水としてゆっくり流れる水循環が阻害され、大気の流れもヒートアイランドと高層ビルの乱立で撹乱されているようです。もちろん地球温暖化の影響もあるでしょう。
9月に入った途端、福田総理が辞任ということで、世間は呆気に取られました。安倍総理の辞任も確か昨年の9月でした。考えてみれば「郵政民営化」だけが争点の小泉劇場選挙で大勝した自民党、公明党の連立政権が長く続き過ぎました。そのため、防衛省、社会保険庁、農水省をはじめ数々の不祥事が起こり、財政やセーフティネットの危機、格差社会の問題もますます深刻化してきました。
自民党総裁選が麻生、小池、与謝野、石破、石原と5人も候補者が出て繰り広げられています。さながら、小泉劇場のフィナーレという様相ですが、もうアンコールの拍手はしたくありません。
夏休み北海道の田舎に帰り、93歳になる父とパークゴルフをしました。
2日間で8コースほど回りましたが、一度も勝てませんでした。
近くの公園に咲いていた百日紅(さるすべり)。白い花が涼しげでした。
9月6日、千葉県鴨川市大山千枚田の稲刈り。蒸し暑さにバテ気味でしたが、収穫の喜びを味わいながら、いい汗をかきました。
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