マネージャーブログ

Jan 18, 2011

ソーシャルネットワーク

世界最大のSNS“facebook”の誕生を描いた映画ということで、早速見た。
facebookを作ったハーバード大学のマーク・ザッカーバーグは、高校時代からオタクのハッカーだったようだ。彼女に振られた腹いせにブログに彼女の悪口を書き、ハーバード中の寮の名簿をハッキングして、女子学生たちの写真を並べてランク付けするサイト“フェイスマッシュ”を立ち上げる。これがたった2時間で22,000アクセスに達し、学内の大問題となり、彼の名前はハーバード中に知れわたる。そのうわさを知った、ボート部の双子のエリート、ウィンクルボス兄弟は、学内男女のインターネット上の出会い系サイト“ハーバードコネクション”のプログラミングをマークに依頼。しかし、マークは無断でそのアイデアをfacebookとして立ち上げてしまう。費用を出資したのは、共同創業者&CFO、エドゥアルド・サベリン。しかし、19歳で“ナップスター”を作ったショーン・パーカーと出会って影響されたマークは、その開発費を乱痴気騒ぎに使ってしまう。facebookがベンチャーキャピタルから大きな出資を得た頃にはウィンクルボス兄弟からも、エドゥアルドからも訴訟を起こされることになる。

facebookの起源が、“フェイスマッシュ”や“ハーバードコネクション”だったということには驚かされながらも、なるほどと納得させられる面もあるが、ストーリーとしては、安っぽいアメリカ青春物とベンチャー企業成功物語のエピソードの域を出ていないような。どうも見た後の気分もすっきりしない。
しかし、きょうのテレビニュースでは、ゴールデングローブ賞を受賞したとのこと。やはり話題性だろうか。

同じ実話を元にした映画としては、正月に見た「アンストッパブル」のほうがずっとおもしろかった。映画は見た後すっきりするか、どっしりくるのがいい。

Jan 15, 2011

与謝野馨氏の入閣に期待

昨日14日に管内閣の改造があり、与謝野馨氏が経済財政・税と社会保障・少子化担当相として入閣した。
自民党、たちあがれ日本から離党し、かつて批判していた民主党の内閣に入閣したことについて、変節とか裏切りとかいう批判もあるようだが、そんなことはどうでもよい。

政界屈指の政策通という評判と、歌人与謝野鉄幹・晶子の孫、麻布中学、麻布高校、東大、日本原子力発電入社というエリートぶり。日本原子力発電では、英語の技術文献の翻訳や米国での資金調達や原子力保険といった金融業務に従事。社名を受けて民社党の核拡散防止条約に関する訪欧調査団に原子力の専門家・通訳として同行、スイス、ユーゴスラビア、イギリス、イタリア、ドイツなどを訪問したという。政界入りは自民党の中曽根氏の秘書からだったようだが、最初の政治家との親交は民社党のほうがあつかったようだ。

与謝野氏もすでに72歳。自民党は離党している上に、たちあがれ日本が政権の中枢に参画することは今後なかなか考えにくい。政策通としての手腕をこの日本の財政・年金制度の未曾有の危機から抜け出すために役立てようと考えるならば、当然過ぎる選択だと思う。

与謝野氏の財政・年金改革の戦略の中身は知らないが、管首相が自らの政治生命をかけて入閣させたからには、自らの消費税増税発言とも呼応する最善の財政・年金再建戦略と踏んだからだろう。

また、自民党や他の政党が選挙で勝ったから日本が立ち直れるかというとそうとは思えない。ましてや、民主党と自民党、自民離脱組政党、公明党の大連立というのは、いかにも大政翼賛的で国民の選挙権に基づく意志を無視している。

だとしたら、他の政党の人材であっても、引き抜いて閣僚として起用するという今回の方法は、希少な政治家の人財を有効活用するという意味で非常に合理的だと思う。

とにかく与謝野氏の手腕を期待して見守りたい。

Jan 14, 2011

今年は「ピーチ・ジャパン」で

遅れ馳ながら、あけましておめでとうございます。
昨年は期待していた管内閣に対する失望感などで気分が鬱状態になり、更新をずいぶんさぼってしまいました。
今年はまた気を取り直して頑張りたいと思います。



さて、昨年は生物多様性条約締結国会議(COP10)が名古屋で開催された。カルタヘナ議定書に基づく遺伝子組換え生物(LMO(Living Modified Organism))の国境を越える移動による損害に係る"責任と救済"の国際的ルール「名古屋・クアラルンプール補足議定書」、生物多様性に関する世界目標「愛知ターゲット(2011〜2020年)」、ABS(Access and Benefit Sharing:遺伝資源への"アクセス"及びその利用による"利益の配分")についての「名古屋議定書」の採択など大きな成果があった。一方、気候変動枠組条約のほうはカンクン会議(COP17)を経てもポスト京都議定書の見通しは不透明のままだ。来年2012年には、20年ぶりにふたたびリオデジャネイロで地球サミットが開催される。日本でも市民有志による準備が「地球サミット2012 Japan」http://earthsummit2012.jp/home.htmlなどで進められている。

そこで、日本が地球のためにできることとして大事なことは何かと、私も考えてみたのが「PEACH-Japan」だ。
PEACHは、Peace、Eco、Agriculture、Cool、Hospitalityの頭文字である。

まずPeace。平和は、すべての人間的な行為の基盤であり、戦争は最大の環境破壊であり、人間破壊である。最近は日本の周辺でも国境をめぐる火種が燻ぶりだしている。戦後の日本の発展の原点にある平和憲法、悲惨な被爆体験に基づく反核運動、特異な存在である自衛隊や非核三原則等を再度見直しながら、国際社会の平和、非核化、軍縮、非暴力などに貢献することが最も重要な日本の役割だと考える。

次いでEco。環境と経済の調和である。気候変動、生物多様性の消失などに対する日本の優れた環境技術を活用していくとともに、グリーン経済の仕組みを確立して世界に貢献していきたいものである。

AはAgriculture。当初はAmenityとも考えたが、目先の快適さを追求することは持続的な社会の発展とは矛盾する。むしろ、オイルピークなども踏まえて、食料やバイオエネルギーの供給を担う農業に焦点をあてるべきだと考えた。狭い国土で集約的に育まれてきた高い水準の農業技術、高品質・高付加価値の農産物、そして和食は世界が求める貴重な食文化である。

CはCool。温暖化やヒートアイランドの進む中でもクールは求められるが、ここで意味するのはクールは、クールジャパンカルチャーである。日本のアニメをはじめとしたポップカルチャーに対する世界の注目度は思いのほか高い。ポップカルチャーだけでなく、日本文化のよさを活かして世界に貢献できることを積極的に考え、脱エコノミックアニマルを図りたい。

最後のHはHospitality。「観光立国日本」の推進のためだけでなく、日本の「おもてなしの心」は世界に広げるべき慣習・マナーであり、世界を不信社会から信頼社会に転換するための精神的な拠り所でもある。医療や福祉、教育分野においても日本ならではのホスピタリティを確立し、その技術・システムとともに世界に貢献していきたいところである。

これらPEACHのモデルとして日本が世界に貢献できれば、日本、そして世界が桃源郷に近づくと思うのだが……。

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